あなたが、マンション購入を相談されてみた場合も、友人・知人の皆さんや、特にご両親等、お身内の方々はあなたのことを心配するあまり、きっと「無理をしないで!」「もう少し待ったら!」との答えが返ってくると思います。でも、あなたはもうおわかりですよね。価格・金利・税制・融資・品質・需給環境のいずれをとっても、現在、「無理をしないで!」という根拠がないことを!ちょっと待って!と言う方がいらっしゃいますか?「今は不況で収入が下がっている!リストラに遭うかもしれない!会社が倒産するかもしれない!」なるほど、おっしゃるとおりですよね。その方にとっては、今が買い時ではないかもしれません。でも次のように考えることもできませんか?住宅ローン融資は、通常前年度の収入で審査されます。あなたの収入が前年度はまだよかったけれど、今年は不況になり、大幅にダウンしたと仮定してみましょう。今年のマンション購入であれば、昨年のよかったときの収入で、いい条件の資金計画が立てられ、多くの優遇金利を獲得できる可能性があります。しかし、来年以降のマンション購入であれば、低下した収入での審査となりますので、資金計画に苦慮し、優遇金利の適用率も低下する可能性があります。会社の倒産や転職ということになると、しばらくの間、住宅ローン借入は困難になります。ましてや自営業者や会社役員の場合、過去2〜3年分の収入証明や会社の決算書を求められるケースが多く、その間に一度でも赤字決算があると融資不可となる事例が見られますので、これらの人々については、とにかく早く買っておかなければ向こう2〜3年間購入ができず、その間に金利が上昇したり、税制優遇が縮小するなどのリスクが伴います。もうおわかりいただけましたよね。あなたが、万一「無理をしないで」と1言回答すれば、価格上昇・金利上昇・税制縮小・融資条件の低下・借りられないリスクの増大等を招き、結果、その大切な方に大きな「無理」を強いる可能性があることを。