トムーハンクスとメグこフイアンが主演した映画『ユー・ガットーメール』では、ハンクス演じる書店「フォックスーブックス」チェーンの社長が言う「広さと安さで客を誘惑するんだ。安楽椅子を使って、コーヒーでひきよせればイチコロさ」とか、「君のお店を潰したぐらいで、僕を一生許せないのかい?」という傲慢な台詞の数々は、ラジオが実際に言ったのを作家でもある脚本家のノップ・エプロンが、フォックスの台詞として使ったものだと言われている(本人は否定しているが)。今や年商50億ドル以上を売り上げ、押しも押されぬ全米一の書店チェーンとなったバーンズ&ノーブルだが、アマゾンのようなオンライン書店が出てきたときの対応も早かった。さっそくアマゾンに引けをとらないディスカウントを展開し、アマゾンがキンドルを出すと、さっそく同じEインクの技術を取り入れたEブックリーダーのタックに着手。2009年のクリスマスシーズン前に発売され、ギフト用にもかなりの台数が出回った。日本ではヌックが出回っていないので、二番手として出遅れた感はあるものの、アメリカではかなり追い上げている。2010年に入って、月別出荷台数でキンドルを上回った月もあったほどだ。