外資系企業に限らず、収入の決まり方、特にボーナスの決まり方は、一種のゲームのルールのようなものなので、入る前によく確認しておくべきだ。一概には言えないが、固定的・安定的な報酬を求めるよりも、利益への貢献があった場合に大きな額の報酬をもらえる形を選択する方が得な場合が多い。固定的な報酬を高くすると「高コスト」に見えやすいのでクビのリスクが高くなることと、そもそも外資勤めの妙味は稼げた場合のボーナスの大きさにあることが多いことが大まかな理由だ。
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外資勤めの場合、本国の本社、日本支社、そして自分自身の三つの要素を常に意識しなければならない。よくある不満は、本社と日本支社と自分と、どれか一つでも不調な場合は期待したほどボーナスをもらえないというものだ。いかに外資系企業の成果主義といえども、完全に個人のパフォーマンスだけで報酬が決まるケースは稀であり、会社全体あるいは日本支社の好不調の影響を受ける。また、クビ以外に、日本支社の業績や本社の方針で、日本支社が撤退してしまうといった「本社の戦略リスク」とでもいうべきものが生じることもある。世界的に有名なブランドであっても、日本支社は財務的にも経営的にも中小企業にすぎないことがよくある。