これまでのメイクの常識では、マッサージは「下から上へ」でしたが、私か考案した血流マッサージでは、「上から下へ」が基本です。目の下も、これまでのメイクでは「目頭から目尻へ」とされていましたが、血流マッサージは「目尻から目頭へ」。さらに、ぐるっと目のまわりを一回りします。実は、これは静脈の流れにそった方向で、この流れが大切。人間の体の細胞にとって、いちばん大切な酸素を運んでいるのは、心臓から絶え問なく送られてくる血液(動脈血)だということを知っていますか?・皮膚の細胞も、こうして運ばれてくる新鮮な酸素によって生まれ変わっています。細胞に酸素を運ぶ役目を終えた血液は、静脈を通って心臓にもどり、そこで酸素をたっぷりと受け取って、ふたたび新鮮な血液になります。つまり、静脈を流れる血液(静脈血)は、細胞に酸素を運ぶ役目を終えた「疲れた血液」です。それがいつまでもとどこおっていると、顔がむくんだり、皮膚の細胞が元気をなくして肌の張りやつやが失われたりします。そのままで年齢を重ねると、目の下のクマやたるみの原因にもなります。肌の表面にいくら栄養を与えても、静脈血がとどこおっていると、本当の意味で肌が元気にはならないわけです。血流マッサージは、とどこおっている静脈血を、静脈の流れにそって心臓にもどしてあげることで、肌を内側から元気にするマッサージなのです。スポンジ…ファンデーションなどがついていない清潔なもの。美容液:ふだん使っているもの。美容液でスポンジのすべりがよくなるため、肌に負担をかけません。始める前に、次のことをしておきます。スポンジを水でぬらして、かたくしぼります。乾いたままだと肌に摩擦を起こし、負担がかかってしまうので注意!美容液を数滴(ワンプッシ言、手のひらに出し、スポンジにふくませます。?目のまわりをぐるつと一周して下ヘスポンジをもっていないほうの手の指で、目尻の皮膚を斜め上に軽く引っぱり上げるようにします。こうすると、目の下の皮膚がスポンジを勁かしてもよれません。その状態のまま、スポンジを目尻↓目の下↓目頭↓まぶたを通って、目のまわりをぐるっと一周させ、下方向へすべりおろします。目のまわりの皮膚は薄いので、あまり力を入れすぎず、優しくすべらせるようにしましょう。?頬からあごへとスポンジをすべらせます耳の下からあごへ向かって、フェイスラインにそってスポンジをすべらせます。この部分は皮膚が比較的厚いので、気持ちよく感じる程度に力を入れてだいじょうぶ。血流がよくなって、フェイスラインが引きしまります。?と?を合わせて三十秒ほど行えばオーケーです。マッサLンのあとは肌が引きしまり、まぶたがスッキリします。短時間でできるので、朝やると気持ちよく一目をスタートさせることができますよ。夜の勉強で顔が疲れたと思った時にも、ぜひためしてみてください。顔が軽くなり、シャンとします。血流マッサージを続けることで、肌のトラブルも減っていきます。