治療を受ける際の心構えインフォームド・コンセントの重要性

2010-11-02

患者さんにいろいろな選択肢を与えても、その各々に対する問題点を教えてあげないと、選択に迷ってしまいます。たとえば、フェイスリフトには顔面神経損傷の可能性が何%あり、また術後の血腫などの合併症がどれくらい起こり、また回復に何週間くらいかかる、ということを教えてあげなければなりません。処方施薬によるスキンケアー(日本ではあまり行われていませんが)だけで良いという人もいるでしょう。こうして自分のライフスタイルに合った方法で、治療方法を選ぶことができます。要は賢い患者さんになろう、ということです。ただし、インフォームドーコンセントは患者さんが受身になりがちな日本では、誤解も招きかねません。医師が患者さんに起こりうる合併症などのこともよく説明して、承諾のサインを患者さんがするということは、患者さんもそれなりのリスクを分かち合うということでもあります。日本からいらした患者さんは、その辺をよく理解できていない場合もあるようですので、注意が必要でしょう。