日本の自動車メーカーの国際競争力

2011-08-23

日本の自動車メーカーの国際競争力を、世界の生産シェア面で見ると、その強さにも。かげりが出始めていると認めざるを得ない。自動車の国際競争の動向を見るために、九〇年代における日米欧企業の自動車生産の動向を見てみよう。世界における日本メーカーの生産シェアは、九一年では三七・四%であったが、九八年現在では二・三%に低下し、世界ナンバーワンの地位を米国に譲っているのである。この間日本メーカーのシェアは、実に六・一%減少している。世界の生産台数は、九一年が四五一七万台、九八年が五〇八六万台と、この問に五六九万台増加した。ところが日本メーカーの生産台数は、九一年がニ八八九万台、九八年が一五九〇万台と、この間逆に九九万台減少している。世界生産の増加を支えたのは、米国メーカーであり、欧州メーカーであった。九〇年代に入って、米国の自動車メーカーは同時期に、シェアが三〇・七%から三三・六%に上昇しているし、欧州メーカーも二六・四%から二八・二%に上昇しており、日本メーカーのシェアの低下が著しい。
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