1株当たり利益の計算について

2011-01-14

1株当たり利益の計算についての基本的な取扱いは、IAS第33号と日本基準との間に見られない。ただし、次に取り上げるような多少の違いがある。該当する点については、調整ないし追加開示が必要となる。(1)分子の損益について日本基準が当期純利益のみを対象としているのに対して、IAS第33号ではそれに加えて、継続事業からの利益についても計算が求められている。(2)日本基準では当期純損失のときは潜在株式調整後1株当たり利益の開示が免除されているが、IAS第33号にはそのような規定はない。(3)株式分割等により、資金の移動を伴わずに株式数に変動があった場合、IAS第33号では1株当たり利益の遡及的修正再表示が求められているが、日本基準では過去の修正再表示は行わず、当年度の注記として開示することとしている。

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