ユニクロらしい表現

2011-06-20

新システムのテーマは、企画、生産、販売の有機的な一気通貫を前提に、「お客さまの声と要望を起点に企画、素材段階からのコントロールを可能にすること」(O)。WEBシステムはその第1段階として整備された、販売段階の情報吸い上げ機能と言えよう。一方、(アナログ方式でも)日曜夜から月曜にかけ全店舗のSV(スーパーバイザー)、店長から寄せられる週報をマーケティング本部を通じてMD開発セクションにフィードバックするなどの取り組みを始めている。ただしこの手法に関しても、今のところ試行錯誤段階のようである。「現在、第3世代SPAは、社内では「次世代SPA」という呼び名に変わり、その特命プロジェクトチーム「次世代SPA開発室」の専任スタッフ(3名)が全店からの情報収集、整理にあたっている。最終的にどういうやり方がベストかは現在検証中」と言うのは、商品・マーケティング本部長で執行役員のNである。さらにNは、この「次世代SPA開発室」というなにやら先端的な響きのあるタスクフォースの真の狙いを、「もっと生活に密着した、爆発的に売れる商売のネタを発掘し、継続的にモノづくりにほうり込んでいくこと」と、いかにもユニクロらしい表現で打ち明けてくれた。さらにもっと深い狙いと目的は、「常に1単品100万点から1000万点売れる商品開発」(N)にあると見て間違いない。