丹後における水菜の生産

2011-04-05

【伊根町】水田地帯を中心に、ブランド野菜に指定されているみず菜の生産が行われ、府内でも主産地となっています。丹後でみず菜の生産が始まったのは、平成三年伊根町に導入されて以降です。急速に生産が拡大し、今では丹後で京都府内の約四十パーセントのシェアがみず菜あり、約三百戸の農家で栽培されています。みず菜は、ビタミンCや鉄、カルシウムの含有量が高い京の伝統野菜で、煮物、和え物、炒め物、サラダ、鍋物など多様な方法で調理されています。ポリフェノールも含まれ、抗酸化作用による老化防止にも効果があるといわれています。【京丹後市】京丹後市の果樹は、久美浜町、網野町の沿岸部や開発農地を中心にナシ、モモ、ブドウが栽培されています。丹後地域のナシ、モモの栽培の歴史は長く明治の後半から栽培され、果樹に適した気象条件や技術力によって高糖度・高品質には定評があり、特にナブランド化を図るため糖度センサーにより区別された「京たんご梨」の生産が平成十一年二九九九)から行われています。奥大野にある新戸古墳(市指定史跡)は、古墳時代後期(六世紀)の古墳です。当初は円墳と考えられていましたが、測量調査の結果、前方後円墳であることが判明しました。埋葬施設は大きな石を組み合わせて作った横穴式石室で、遺体を納めた部屋である玄室は幅二・四メートル、長さ六メートル、高さ三メートルあります。玄室までの道(羨道部)は大部分が崩落し、ほとんど残っていません。棺も残されてはいませんが、馬具類・切子玉・勾玉・管玉などの玉類が出土したと伝えられています。また、玄室の奥壁には、祭壇と考えられる約一五メートルの石を渡した石棚が見つかりました。この石棚は玄室に石棚がある石室は珍しく、学術的にも貴重なものです。

[地域情報]
坂本屋瑠璃亭公式サイト